じぇみにんに聞いてみた



台風、ハリケーン、サイクロン 何が違うの

2025-02-06 13:39:36
台風、ハリケーン、サイクロンは、すべて熱帯低気圧が発達したもので、基本的な構造は同じです。しかし、発生する場所によって呼び方が異なります。
  • 台風: 北西太平洋(日本の東からフィリピンの東にかけての海域)で発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上のもの
  • ハリケーン: 大西洋、カリブ海、メキシコ湾などで発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が約33m/s以上のもの
  • サイクロン: インド洋、南太平洋などで発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上のもの
つまり、これらの違いは単に名前の違いだけで、気象現象としては同じものです。
台風、ハリケーン、サイクロンの共通点
  • 熱帯の暖かい海上で発生する
  • 強い風と雨を伴う
  • 中心付近に「台風の目」と呼ばれる雲のない領域がある
  • 渦を巻くように風が吹き、中心に向かって反時計回りに風が強くなる(北半球の場合)
台風、ハリケーン、サイクロンの特徴
  • 台風: 日本に接近・上陸することが多く、甚大な被害をもたらすことがある
  • ハリケーン: アメリカ大陸に大きな被害をもたらすことがあり、カテゴリー5と呼ばれる非常に強い勢力になることもある
  • サイクロン: インドやオーストラリアなどに影響を与え、高潮や洪水などの被害をもたらすことがある
まとめ
台風、ハリケーン、サイクロンは、発生場所によって名前が異なりますが、気象現象としては同じものです。いずれも強い風雨を伴い、大きな被害をもたらす可能性があるため、注意が必要です。


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