じぇみにんに聞いてみた



雨緑林とは

2025-02-06 13:30:31
雨緑林(うりょくりん)とは、熱帯から亜熱帯の地域にみられる森林のことで、乾季と雨季がはっきりしている場所に見られます。
特徴
  • 雨季に葉をつける: 雨季には水分を十分に吸収して緑色の葉を茂らせます。
  • 乾季に落葉する: 乾季には乾燥から身を守るために葉を落とします。
  • 落葉広葉樹が中心: 樹木は、水分が少ない乾季を乗り切るために、葉を落とす落葉広葉樹が中心です。
  • 熱帯多雨林とサバナの中間: 熱帯多雨林ほど雨量は多くなく、サバナよりは多い場所に分布します。
  • 疎開した森林: 熱帯多雨林に比べると、木々同士の間隔が広く、森林全体の密度が低い傾向があります。
  • 樹高は低い: 熱帯多雨林に比べると、樹高は低く、10メートル前後のものが多いです。
分布
  • 東南アジア北部
  • インド亜大陸
  • 南米中央部
代表的な樹木
  • チーク
その他
  • モンスーン気候の影響を受ける地域に多く見られることから、「モンスーン林」と呼ばれることもあります。
関連用語
  • 熱帯雨林: 年間を通して高温多湿な地域に発達する森林。常緑広葉樹が中心で、一年中緑色の葉をつけています。
  • 夏緑林: 温帯地域に分布する森林で、夏に葉を茂らせ、冬に落葉します。


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